40代男性・会社員、頚椎捻挫、腰椎捻挫、耳鳴り~後遺障害併合12級

事故の状況

 信号待ちのため停止していたところ、後方から走行してきた車両に追突されました。追突の衝撃により前の車に追突する玉突き事故でした。

 車両は、修理費用が100万円を超える大きな損傷を受けました。

症状、治療経過

 事故後、首の痛み、腰の痛みが出現し、整形外科、整骨院に通院し治療を受けました。

 さらに、事故後、耳鳴り、聴力低下が生じ、一度、個人医院の耳鼻科を受診し、そこの紹介で大学病院で検査を受けましたが、首から来ているのでしょう、まずは首を治してくださいと言われただけで、そのままになっていました。

ご相談、ご依頼の経緯

 治療を終えることになり、後遺障害の申請、その後の示談交渉を弁護士に依頼したいということで、ご相談、ご依頼いただきました。

 弁護士費用特約をご利用いただきました。

耳鼻科受診のアドバイス

 耳鳴りと難聴が続いており、後遺障害と認定される可能性があると考えられましたので、一度受診しただけでそのままになっている個人医院の耳鼻科を受診し、後遺障害診断書を作成していただくようアドバイスしました。

自賠責の後遺障害認定

 弁護士が代理して自賠責に被害者請求を行い、頚椎捻挫、腰椎捻挫が、それぞれ第14級9号、耳鳴りが第12級、併合12級と認定されました。

保険会社との示談交渉

 自賠責の手続が終了し、保険会社と示談交渉に入りました。

 裁判所基準で損害賠償額を算定して請求しました。入通院慰謝料、後遺障害慰謝料は当方の請求どおりの金額で早々に決着し、後遺障害による逸失利益が大きな争点として残りました。

 耳鳴りの後遺障害について裁判例を調査し、労働能力喪失割合、労働能力喪失期間について判断を示した裁判例を参考に交渉し、納得できる内容で保険会社と合意に至りました。

 賠償額は約1024万円(自賠責保険金を含む。治療費を含まない。)となりました。

ポイント

耳鳴りの検査を受け、後遺障害を申請すること

 耳鳴りがするけれど、一度、町の耳鼻科を受診しただけでそのままになっているというケースが多く見られます。医師から、首から来るものだろうから首を治してください、ストレスが原因だろうから様子を見てくださいなどと言われ、検査や治療を受けることなく、放置した状態になっていることが多いです。

 耳鳴りがする場合は、耳鼻科で紹介状を書いていただき、大学病院で耳鳴りの検査を受けていただくことをおすすめします。そして、耳鼻科で後遺障害診断書を作成していただき、自賠責に後遺障害の申請をしてください。整形外科の後遺障害診断書に耳鳴りの記載があっても、耳鼻科の後遺障害診断書がなければ、耳鳴りは後遺障害の審査の対象となりません。整形外科とは別に、耳鼻科でも後遺障害診断書を作成していただく必要があります。

 

耳鳴りの治療

 耳鳴りは医学的に解明されていないところが多く、治療は難しいものですが、カウンセリング、TCI治療器(サウンドジェネレーター)を使用した治療、漢方薬治療などで改善することもありますので、耳鳴りの治療に取り組んでいる病院を受診されるとよいでしょう。

文責安藤誠一郎(安藤誠一郎法律事務所 代表弁護士)

当事務所は堺市を中心に、高石市、和泉市、大阪狭山市、泉大津市、岸和田市、貝塚市など大阪府南部の交通事故案件を多く扱っております。地域密着だから、●相談者様に合った病院のご案内 ●弁護士の医師面談 ●事故現場の訪問 などもご相談いただけます。

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