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むち打ち症で、どのような場合にMRIを撮るべきか

むち打ち症(頸椎捻挫、腰椎捻挫)の場合、病院に行くと、まずレントゲンを撮りますが、MRIを撮ることは少ないです。

 

しかし、事故の後、手足が痺れるようになったというケースでは、MRIを撮る必要があります。事故の衝撃により、椎間板の腫れ、神経根の圧迫が生じ、それが痺れの原因となっていることが多いのですが、それはレントゲンでは分かりにくく、MRIを撮って確認する必要があるからです。

 

「痺れがある→MRIを撮ろう」 というのが基本ではないかと思うのですが、痺れを訴えているにもかかわらず、MRIを撮ろうとしない医師が少なくありません。そのような場合は、こちらからお願いして、MRIを撮ってもらうようにしましょう。

 

MRIは大きな病院にしかありませんので、治療を受けている病院にMRIがない場合は、紹介状を書いてもらい、MRIのある病院に行って撮影してもらいます。

 

むち打ち症ではありませんが、事故の衝撃により、肩が痛むようになった、可動域制限がある場合にも、腱板の損傷などを見るために、MRIを撮っておいた方がよいでしょう。

文責安藤 誠一郎弁護士紹介

大阪弁護士会所属 
安藤誠一郎法律事務所 代表弁護士

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