後遺障害の記事一覧
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- 後遺障害
- 脳障害・脊髄損傷
成年後見の申立~意識障害がある場合
交通事故で、脳挫傷や多臓器損傷の傷害を負い、意識が戻らないなどの重篤な意識障害がある場合、家庭裁判所に成年後見を申し立てます。 意思能力のない人が当事者になることはできませんので、家庭裁…
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異議申立の手続の選択~自賠責保険会社、自賠責紛争処理機構
自賠責の認定に不服がある場合、争う手段として、次のものがあります。 ① 自賠責保険会社(共済)に異議申立をする ② 一般財団自賠責保険・共済紛争処理機構に紛争処理の申請を行う …
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素因減額とは~既往症、既存病変がある場合
1.素因減額とは 交通事故の前から椎間板ヘルニアがあったような場合に、保険会社から、既往症があったのだからその分を損害賠償額から差し引くべきと主張されることがあります。このように、事故前から基礎疾患が…
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交通事故とPTSD
交通事故の被害にあい、生命に危険が及ぶような恐ろしい出来事を体験したことが、様々なストレス障害を引き起こすことがあります。これをPTSD(心的外傷後ストレス障害)といいます。 このPTSDは、自賠責保…
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後遺障害による逸失利益とは
後遺障害による逸失利益とは 後遺障害による逸失利益とは、後遺障害により労働能力の一部または全部が失われ、将来にわたり収入が減少すると評価し、失われるであろう収入を算定するものです。 後遺…
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将来の介護費用
重篤な後遺症が残り、将来にわたり介護が必要になった場合、将来の介護費用が損害として認められます。 介護費用としてどのような費用が認められるのかは、後遺障害の内容・程度に加え、介護環境、必要とされる介護…
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家屋の改造費
重い後遺障害が残り、家をバリアフリーに改造しなければならなくなることがあります。そのような場合、後遺障害の程度・内容を検討し、必要性が認められれば、工事費用が損害として認められます。 家屋の改造費とし…
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症状固定とは何か?どのような意味があるのか?
症状固定の意味 症状固定」とは、「医学的に見て、これ以上治療をしても改善しない」という状態をいいます。いつの時点で「症状固定」とするのかの判断は極めて重要です。 症状固定にはどのような意味があるのでし…
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後遺障害等級認定の流れ
後遺障害の等級が認定されるまでの流れは、以下のとおりです。 1.症状固定の判断、後遺障害診断書の作成 主治医と相談し、そろそろ症状固定でよいだろうということになれば、「後遺障害診断書」という自賠責保険…
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事前認定と被害者請求
自賠責保険に後遺障害の認定や損害賠償の請求をするには、①事前認定という方法と、②被害者請求という方法があります。 1.事前認定 事前認定は、相手方の任意保険会社が書類やレントゲンの画像な…