すべての記事一覧
-
- 下肢の障害
脛骨プラトー骨折(高原骨折)①~プラトー骨折とは
脛骨プラトー骨折とは、脛骨の上端の関節面(膝の部分)の骨折です。正式名称は脛骨近位端骨折で、脛骨高原骨折ともいいます。 治療は、ズレがない場合にはギブス等で保存的に治療することもあり得ま…
-
- 脳障害・脊髄損傷
高次脳機能障害とは、どのようなものか
交通事故により頭部に衝撃を受け、脳に損傷を負い、認知障害、行動障害、人格変化などを生ずるものを高次脳機能障害といいます。 1.高次脳機能障害の症状 高次脳機能障害の症状には様々なものがあ…
-
- その他
事故直後にやっておくべきこと
1.警察への届出 交通事故が発生したときには、加害者は警察に報告する義務があります。しかし、加害者が警察に届をせずに逃走することもありますので、加害者が警察に連絡しているところを確認できなければ、被害…
-
- 自動車保険
加害者が任意保険に加入していない場合~自分の保険を使う!
事故の加害者が任意保険に加入していない場合、資力の乏しい加害者から損害賠償を受けるのは容易なことではありません。治療費すら支払ってもらえず、苦しい思いをする被害者も多くおられます。 そのような場合に、…
-
- むち打ち
「むち打ち症」には、どのようなものがあるか
「むち打ち症」は、病態により以下のように分類されます。 1.頸椎捻挫型 交通事故を原因とする「むち打ち症」の中で最も多いもので、70%くらいを占めています。 頸椎の関節包や骨の周囲の靱帯…
-
- 後遺障害
素因減額とは~既往症、既存病変がある場合
1.素因減額とは 交通事故の前から椎間板ヘルニアがあったような場合に、保険会社から、既往症があったのだからその分を損害賠償額から差し引くべきと主張されることがあります。このように、事故前から基礎疾患が…
-
- 下肢の障害
脛骨プラトー骨折②~靱帯損傷による動揺関節
1.脛骨プラトー骨折に伴う靱帯の損傷 脛骨プラトー骨折は、膝の関節面の骨折で、骨だけでなく膝まわりの靱帯を損傷することがよくあります。膝回りの靱帯は膝の関節を支える機能を果たすものですので、靱帯を損傷…
-
- 上肢の障害
肩腱板損傷
1.肩腱板とは 肩腱板は、①棘上筋腱、②棘下筋腱、③小円筋腱、④肩甲下筋腱の4つの腱で構成されます。 肩腱板は、腕を回したり、上げたりする運動を補助する役割を担います。 2.受傷原因 肩…
-
- 後遺障害
交通事故とPTSD
交通事故の被害にあい、生命に危険が及ぶような恐ろしい出来事を体験したことが、様々なストレス障害を引き起こすことがあります。これをPTSD(心的外傷後ストレス障害)といいます。 このPTSDは、自賠責保…
-
- 後遺障害
後遺障害による逸失利益とは
後遺障害による逸失利益とは 後遺障害による逸失利益とは、後遺障害により労働能力の一部または全部が失われ、将来にわたり収入が減少すると評価し、失われるであろう収入を算定するものです。 後遺…